仕事はチームで行います。中央制御室で設備の運転・停止の「操作」業務、設備の運転状況を確認する「監視」業務を行います。また、定期的に発電所内を巡視し、五感を働かせて設備に異常が無いかを確認します。さらに、ポンプの切り替えなどの定期作業や定期点検なども行い、発電所内に不具合が無く安定して稼働できるようにします。
当直班が交替する時に、勤務時間内に行った作業の内容や気付いた点などを引き継ぎます。
班長が中心となって、運転状況の確認と定期作業などのスケジュールや段取りなどの打ち合わせを行います。
発電所内を巡視して、各設備が問題無く稼働しているかを確認・記録します。
運転必要資料等の作成およびメールの確認などの事務処理を行います。
発電所が蒸気や電気を安定して作り出せるように監視を行うことと、トラブルが発生しないように発電所内を巡回して、トラブルになりそうな芽を早めに発見して手を打つことが仕事の中心になります。きちんと点検・監視を行っていれば、大きな問題が発生することを未然に防ぎ、平穏な毎日を過ごすことができます。逆に、小さなミスが大きな事故を引き起こすこともありますから、気を引き締めて仕事に打ち込むことが大切です。
発電所を管理する仕事は、奥の深い仕事です。しかも、高い技術力と経験が必要となるため、5年・10年と長い時間をかけて育てていきます。だから、技術を一つひとつ身に付け、スキルアップしていく実感を味わうことができるのですそして、現場をコントロールする力を身に付けたり、若手社員をまとめていくリーダーシップを身に付けられます。私たちの仕事は、誰でもできる仕事ではありません。技術と経験が必要となる、「替えのきかない仕事」です。そんな誇りを持って、仕事に打ち込むことができます。